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元政会定例勉強会
〜慶応大学教授・竹中平蔵先生をお招きして〜

平成12年9月20日/東京プリンスホテルにて

  「元政会」とは船田はじめの東京後援会のことです。毎年2回ほど著名な学者や政治家を招いてディスカッションしたり、船田の政策を発表する場となっています。
  今回は慶応大学・総合政策学部教授で、テレビ東京の「ワールド・ビジネス・サテライト」のコメンテーターとして、また最近は政府の「IT戦略会議」の有力メンバーとして大活躍中の竹中平蔵先生をお招きしました。
 IT革命が日本経済に与える影響やその光と影を、鋭い経済分析力で明快に説明していただきました。竹中先生のお許しをいただいて、以下にその全文を掲載しましたので、どうぞご覧下さい。

司会者―
  皆様、本日はお忙しいところをお越しくださいまして、誠にありがとうございます。ただいまより平成12年度秋の元政会勉強会を開催させていただきます。
 本日は竹中先生のご講演を予定致しましたが、その前に主催者であります船田元から開会の挨拶をさせていただきます。よろしくお願いします。〈拍手〉

船田―

 皆様こんばんは。元政会の皆様には久々にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。本日は秋季の元政会の勉強会で、年に二回ほど開催しております。しかしながら、この春は選挙の準備等もございまして開催ができませんでした。今回も現職のままで研修会ができるかと思いましたが、皆様のお力添えにもかかわらず、前回の選挙で一敗地にまみれることになりました。皆様方に改めてお礼と同時にお詫びを申し上げます。
  その後私に対しましてご心配のお電話やお手紙をいただきました。選挙が終わって3ヶ月近くたつわけですが、この間ほとんど宇都宮選挙区をまわり、各種の反省会を開いております。
 本日皆様にお配りしたペーパーは、毎年一回行われる「船田政治大学」で発表した、次期衆議院選挙に向けての再生計画です。この「はじめに」に書いてありますが、今回の選挙は負けるべくして負けた選挙であったということ。そして次の選挙では後援会組織を立て直し、一般の有権者と直接のふれあいをもっと続けていかなければならないということです。「ゼロからの出発、始めの一歩」という副題がついていますが、再起を目指して今必死でかんばっておりますので、引き続きご支援をお願いいたします。
 さて本日は、日ごろ私が尊敬している慶應大学の竹中平蔵先生にお越しをいただいております。これから小一時間と思いますが、お話を伺いまして勉強したいと思います。私は以前から「自律的市民国家」を作ろうと申しております。「自律」というのはセルフコントロール、つまり自己責任という意味でもあります。自分で行う仕事、自分のテリトリーは自分で責任をとるということ。こういう市民、もしくは社会が集まり、国家としても自律的に動いていくべきだと唱えてきました。今の日本を考えると、まだまだ馴れ合いやもたれ合い、しがらみが残っています。竹中先生も早くからこのことをおっしゃっております。
 これから竹中先生のお話、その後私と竹中先生のトークとなります。最後までご静聴ください。本日はありがとうございました。

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