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テーマ(2) 国の外交、防衛のありかた


 11年前にベルリンの壁が崩壊して東西冷戦の構造が終結し、そのことで逆に世界の勢力均衝のタガが緩み、宗教間の対立、民族間の対立が表面化し地域紛争が多発するようになっています。その典型が湾岸紛争と思っています。また、アジアにおいては韓国と北朝鮮の首脳の直接の話し合いがなされており、元々同一民族でもあるので、思ったよりも早く南北朝鮮の統一がなされると考えます。それにより、極東の政治的不安定要素が一つ減るということになり歓迎すべきと考えます。しかし、台湾海峡を巡る緊張関係はむしろ長引くと思っています。中国の覇権主義的態度や、民進党を中心とした台湾の独立志向の強まりという問題があり、油断できない状況が続いています。こういう緊張状態が続くなかで、自分たちの国は自分たちで守るという個別的自衛権は堅持すべき必要があります。
 一方、国連を中心とした安全保障体制も同時に考えていかなければいけないと考えます。いきなり集団的自衛権は無理としても、少なくとも国連の行う平和維持活動に参加していくことは出来るのではないかということで、我々はPKO法案を成立させました。その後、実際に平和維持活動に参加して7,8年になるわけですが、日本の活動は非常に真面目で地域に溶け込んでやっていると感謝されています。PKFは現在は凍結されていますが、これについても早く解除して参加できるようにしたいと考えます。
 ところで、集団的自衛権というと問題になるのは、日米安保条約であります。現在、日本の有事のみ米軍が助けるという片務性となっていますが、将来双務性に改定すべきという意見が出ております。しかし、居間は慎重論が根強いこともあり、もう少し議論を要すると考えます。また、集団的自衛権の行使を前提とした憲法9条の改正(憲法改正というと第9条ばかり感心が集中してしまうことは困ったことで、他にも時代の変化に合わせて改正すべき部分があるのですが)についても、まだまだ国民の間で議論を続けていかなければいけないと思っております。

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