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私が政治の舞台で知的所有権とはじめて出会ったのは、本やレコード・CDなどの著作権保護問題でした。当時東京ではレコードレンタルの店が大繁盛し、レコード会社はもちろんのこと、作詞・作曲家や演奏者や歌手に至るまで、実に多くの人物が自分の権利の擁護に一斉に動き出しました。一枚のレコードの上に何と多くの権利が乗っかっていることかと、当時は大変驚きました。カラオケ店の繁盛のときにも、個々の店にどうやって賦課金をかけるか、みんなで智慧を絞ったこともありました。
思えば日本は、肝要な国民性のお陰だったからでしょうか、昔から知的所有権に疎い国だったようです。しかし最近は国際ルールに則って、急速にその仕組みも国民の意識も向上してきました。これまた国民の勤勉性に負うところが大きいと思います。とりわけ工業所有権や特許は、自然資源の乏しい日本にとって誠に貴重な財産を構成しています。これらの発掘と保護の手段は、手厚ければ手厚いほどいいのではないでしょうか。
私も当議員連盟の一員として、「官から民へ」の大きな流れの中にあっても、特許特別会計の維持や特許審査における国の責任の明確をアピールしてきました。また自民党新憲法草案のなかに、国の知的財産権擁護の責務をはっきり書き加えることが出来ました。これからも「知財立国」日本を目指して、皆様のご指導を宜しくお願いいたします。
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