はじめのマイオピニオン - my opinion -
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新年のご挨拶

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 昨年はコロナに明けコロナに暮れた一年でしたが、感染拡大は未だとどまるところを知りません。どうか穏やかな、静かな正月であることを祈っています。
 今年の最大の政治課題は、言うまでもなくコロナから国民の命を守ることと、コロナで痛んだ経済を再生することです。前者はブレーキ、後者はアクセルに例えられますが、この両者のバランスがとても難しく、今後も臨機応変に対応していかなければなりません。
 具体的には、医療崩壊にならないよう全力で医療現場をサポートすること、営業時短や人の移動制限を強制力と補償をセットにして実行すること、雇用確保や休業支援、企業の借入金返済特例を続けること、そして何よりもワクチンをできるだけ早く、優先順位を明確にして接種することです。
 またコロナ禍において必要性が認識されたテレワークや遠隔診療、オンライン授業、行政手続きのデジタル化など、デジタル庁設置と合わせて推進して行きます。
 毎年どこかで発生する大規模災害は、地球温暖化の影響によるところ大です。菅総理が打ち出した2050年カーボンニュートラル宣言は実行に困難が伴いますが、再生可能エネルギーの格段の普及などにより、強力に前に進めます。
 安倍長期政権の結果、官邸主導が顕著になりましたが、一方で自民党の党内民主主義が危機に陥っています。「良いことは良い、悪いことは悪い」とモノが言える環境を目指します。
 残念ながら昨年は、政治とカネの問題が再燃してしまいました。政治家一人ひとりが襟を正さなければなりません。
 戦後最悪と言われる2020年の経験を糧として、今年は少しでも良い年になるよう全力を尽くして参りますので、皆様の叱咤激励を宜しくお願い致します。

[ 2021.01.01 ]